お金を増やす

【お金を増やす方法】収入を増やすか支出を減らすか【まずは方法を知ることが大切】

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お金を貯めたいのに貯まらない…。多くの人が願うけど、思うようにいかないものの一つですよね。

今回はお金を貯めるための具体的な方法について、まずスッキリと整理したうえで、どんな方法が有効なのかをを提案していきたいと思います。

是非、生活改善のキッカケとして参考にしてみてください。

お金を増やす仕組み

お金

お金を増やす2つのパターン

まずはお金を増やすための仕組みを整理しましょう。

この仕組みはいたってシンプルで、大別すると以下の2パターンです。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす

シンプルすぎるかもしれませんが、何らかの方法で入ってくるお金を「収入」と定義するとすべてこの2つに集約されます。

お金を増やしていきたいとするならば、自分の生活と照らし合わせて、どういった方法なら続けられるか、または効果があるかを考えて取り組むのがベターです。

例えば当ブログの登場人物である3名は次のように考えました。

◆収入を増やすことに注力したい

こうじくん
こうじくん
なぜ→
・今の生活レベルを落としたくないから
・既に支出の見直しを行っている

◆支出を減らすことに注力したい

さっちゃん
さっちゃん
なぜ→
・収入が増える見込みがないから
・本業以外の仕事は難しい…

◆収入と支出をバランスよく見直していきたい

先生
先生
なぜ→
・どちらも取り組む余地があるよ
・両方の取組で効果も抜群!

それぞれ、自分の生活を振り返りながら方針を決めていますから、これはこれでいいかもしれません。ただ気になる部分もあります。そこのところを検証してみましょう。

各登場人物の方針を検証

こうじくんの場合

こうじくん(通常)支出を減らすということは、今の生活にある程度の変化が生じるということです。それを許容できないとするならば、収入を増やす方にシフトするのは理にかなっています。

ただ「既に支出の見直しを行っている」といいますが、どの程度の見直しを行ったうえでの判断なのか疑問です。生活の中には不要と思われる支出が潜んでいることも多く、適切に見直すことで減らせる余地が大いにあります。

自分の生活費の内容をまず把握したうえで、収入を増やすとともに、できれば更なる支出の削減も進めたいところです。

さっちゃんの場合

さっちゃん(通常)支出を減らすことでお金を貯めるというのは、やろうと思えばすぐにでも取り組めるため即効性もあります。是非とも進めましょう!

ただ収入の方に目を向けると「本業以外の仕事は難しい」というのは、何をもって難しいとしているのでしょうか?既に何らかの取組をした結果で判断しているのか、またはイメージで難しいと考えてしまっているのか、そこのところは大きいです。

収入を増やす方法にはどのようなものがあるのか、まずは広く知ったうえでチェレンジするかどうか判断することが肝要です。

先生の場合

先生(通常)先生の場合は「どちらもバランスよく取り組む」としています。人によって色々な状況があるとはいえ、多くの場合これが最適解といえます。

なぜならどちらか一方だけだとどこかにムリが生じる可能性もありますし、効果も限定的だからです。

まずは、自分の収支の内訳を把握することが必要で、そこから段階的に自分の生活や性格にあった方法を、バランスよくムリのない範囲で取り入れてくのが効果的でしょう。

 

では次にそれぞれどういう方法があるか整理します。

収入と支出を見直す具体的な取組方法

収入を増やす

お金をもつ女性

収入を増やすために考えられる手段をピックアップします。

収入アップの手段
  • 本業で収入を増やす
  • 転職をする
  • 副業を行う
  • 投資を行う
  • 共働き
  • ポイントをためる
  • 公的制度を利用

 

本業で収入を増やす

本業で収入アップを狙う方法は大きく二つあります。それは「昇給」と「残業」です。

昇給は定期昇給のほか、成果を上げた結果としての昇給などがありますが、上がったとしても数千円単位など基本的に大幅なアップは望めません

一方の残業について、そもそも残業手当を固定収入として当てにしてしまうと危険です。残業手当というものは基本的に変動する前提だからです。また長期間の残業を常態化させるというのは、健康管理や生活のクオリティを下げるという面でもおススメできません。

以上のことから、今以上の収入アップを図るメインの手段としては候補外となります。しかし、生活を安定させる固定収入として重要であるため、引き続き力を入れていかなければなりません。

転職を行う

そもそも本業の給与が低い、今後上がっていく見込みも薄い。そういった状態が続くようであれば、収入アップの手段として転職を視野にいれてもよいでしょう。

しかし転職で収入アップを狙うのは簡単ではありません。そこには職種、年齢、経験、スキルと様々な要素が絡んできます。

転職は今の状況を好転させられる有効な手段ではありますが、ある程度慎重に進めていく必要があります。

副業を行う

副業とは正社員などが本業以外に行う収入を得るための仕事のこと。日本では就業規則などにより副業禁止を掲げる企業は多いながらも、昨今の働き改革の流れの中で厚生労働省から「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が出されるなど、状況は変わりつつあります。

一口に副業といっても色々ありますが、時間を切り売りするような仕事(決まった時間に勤務して報酬を得る)はおすすめしません。これをやると身体も心も消耗してしまいます。

副業として成立させるためには、以下のポイントを押さえた仕事を選択することが大切です。これを実現できるのがインターネットを使った仕事です。

  • 時間的融通がきく
  • 場所的融通がきく
  • 資産化できる

副業は収入アップを狙う手段として大事な選択肢といえます。今後このブログでも詳しく説明していきます。

投資を行う

投資には株式投資や債券、不動産、投資信託など様々な種類があります。いずれもリスクという面があるため、取り組むためにはある程度内容を理解しておく必要があります。

ただ、超低金利時代となって久しい日本において、預金の利子がほぼつかない中、資産運用としては外せない手段といえます。

肝心のリスクも、大きなものから小さいものまで幅広いのが特徴であり、若いうちから取り組むと有利となる傾向も強いです。

まず投資の全体像を把握し、その中から自分の興味のある手段を更に深く知りながら取り組むのがベターでしょう。

こちらの記事では初心者まず取り組むべき投資の種類について解説しています。

【投資の基礎】10種類の投資方法について基本解説 【初心者におすすめの資産運用】 お金を増やすための手段として投資は有効です。さっちゃんのように「これから始めてみたい」「興味がある」という方も多くいらっしゃると...

共働き

現在夫婦でどちらか一方しか働いていない場合は、共働きという選択肢も収入アップの有効な手段です。

我が家も共働きですが、どちらかに何かあったときでも収入が途絶えないというリスク回避の面もあり、精神的な安定感もあります。

ただ、これには子育てをはじめとした、”どういった生活スタイルを送るか”という各家庭の方針のようなものも関係してきますし、日本の場合は配偶者控除や扶養手当といった働いていない(または働いている時間が少ない)が故に受けられる制度もあります。

十分に影響を考慮しながらも、安定的な収入アップとしての効果は絶大であるため、是非検討していきたい手段です。

ポイントをためる

大幅な収入アップ!…というよりはお小遣い稼ぎ的なイメージが強いかもしれませんが、買い物やカード利用時に付与されるポイントもチリも積もれば…の収入となります。

ポイントを効果的にためるには、選択と集中が重要です。

  1. 利用するサービスの選び方
  2. 継続した利用

特に①は”ポイント付与が有利なのでこのサービスを選んでいる”というケースもよく聞くくらい、今やサービス選びに大きなウエイトを占めています。②の継続は一度サービスを決めたら集中してポイントをつけていくのは当然ですね。

「ポイ活」という言葉が広まるくらい一般化してきていますので、是非生活に取り入れていきたいものです。

公的制度を利用

知らないと損をするのが公的な制度の利用です。国や地方自治体など私たちの生活をサポートしてくれる制度というのはたくさんあります。一例をあげると…

  • 出産時
  • 失業時
  • 年金関係
  • 教育関係
  • 災害時
  • その他セーフティネット

ただ当然ながら利用できる条件というものがありますので、重要なのはどういう制度があるのかということを網羅的に(何となくでも)知っておき、いざ自分がそれを利用できる立場になった際に申請する、ということが出来ればいうことないです。

「知っているか 知らないか」が大きな違いとなって生活に直結します。

 

支出を減らす

空っぽの財布

次に支出を減らすための方法をピックアップします。

支出削減の手段
  • 家計の見直し
  • 節約
  • 貯金

 

家計の見直し

支出を減らすための大本命です!家計には固定費と変動費があり、まず一番初めに手を付けるのが固定費の見直しになります。

この効果は絶大で、一度見直しを行うと安定的に削減効果が維持される点が特徴です。つまりツラくないのです。

こちらの記事で固定費削減のテクニックを公開しています。

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【固定費見直し】7分野の削減テクニックを大公開!【手間は”一瞬”・効果は”続く”】家計の見直しにおいて、まず一番に取り組みたいのが”固定費の見直し”です。 固定費とは光熱水量や家賃のように、毎月一定額を支払ってい...

 

節約

節約のイメージとしては、電気ものはこまめに待機電源を切る、スーパーの特売日を狙うなどといった、昔ながらの小ワザ的なものを思い浮かべることが多いと思います。

もちろんそういったものもありますが、テクノロジーの発達やサービス形態の多様化などで節約できるシーンも非常に多くなっています。

まず「知る」こと、そして「手間を惜しまない」こと。これを徹底していけば支出を抑える大きな柱にもなりえます。

このブログでも節約テクニックは大いに掲載していきます。

自動で半強制貯金

順番としては、家計見直しや節約により浮いたお金を貯金に回す…という流れが正道ですが、なかなかうまく見直しが行えない場合は、強制的に貯金を行い、残ったお金で生活をやりくりする、というサイクルもありです。

世の中にはそういった半強制的に貯金を自動的に行うサービスがありますので、手っ取り早く貯金額を増やしたい場合は利用を検討しましょう。

 

まとめ (取組の本命と順番)

お金を増やす方法として「収入を増やす」「支出を減らす」という2つの軸にそって、具体的な方法をピックアップしてきました。

効果の大きさやこれからの時代に即しているかなどを考慮していくと、それぞれ次の方法が本命といえます。取り組む順番も参考にしてみてください。

【支出を減らす】
・家計の見直し(固定費)

↓↓↓

【収入を増やす】
・投資
・副業

やるやらないは別として、知識を持っておくこと自体が重要な時代に入ってきますので、是非押さえておいてください。